場を「シラケさせない」気配りを♪
気配りを忘れた会話していない?
気配りの会話をできるために気をつけたいことがあります。
例えるならば、男性のゴルフと女性のペット話です。
何人かでオシャレなお店においしいものを食べに行く。
さっそく誰かがペットの話を始めます。
ここで、まずい流れをつくらないように気をつけるのです。
誰かがスマホを取り出して「待ちうけ画面をちょっと見て下さい」。
と言ってもスルーしましょう。1人が「ちょっと見てください」と言うと、「私のも見て」が始まります。
ごはんを食べる場所でスマホを出すのはオシャレではありません。スマホを出して我を失う最たるものがペットと赤ちゃんの写真です。
赤ちゃんよりも、ペットの話はノッてくる人が多いのです。
「見て」「見て」と、お互いにスマホをぐるぐるまわします。「まだあるんだけど」「それからね」と次の画像を探し始める。
すると、会話がなくなります。
「どんなにかわいいか、ちょっと言って」コメントを求めます。旅行の話も、写真を見ながら聞くのは面白くありません。
「この間、沖縄に行ってきたの」と言って写真を見せられる。「うわ、まだ先があるな。全写真について説明を聞くのかな」。
と負担に感じます。
写真なしの話のほうが、よっぽど面白いのです。
今は誰でもスマホで写真を撮ります。
持ち歩いて写真を出すのは、話に気配りのないリスクを負うということです。
中には、みんなと同じことをしない人もいます。
自分もペットを飼っていて、スマホに写真を入れているのに披露しません。
話に気配りがなくなることに気づいているのです。女性もゴルフをするようになりました。
女性4人のグループで、3人がゴルフをして、1人はしないとします。
2人がゴルフの話を始めたら、3人目が勝負です。気配りの会話ができる人は、ここでゴルフの話にノリません。
ゴルフをしない人がいるところで、ゴルフの話をしないのです。
さらに大切なのは、ゴルフの話で盛り上がっている2人を差し置いて話題を変えないことです。
「この間、沖縄に行ってきたんだけど」と言わないようにすることです。
女性4人の会話は2つに割れます。
2人・2人に割れると、会話は深まりません。
「なんの話?」と言うことで、戻ってこれまでのあらすじを話すことになります。上っ面な話になるのです。
「聞いて聞いて。今○○の話をしていたんだけど」という小返しをすることになります。気配りの会話ができる人は、ペットの写真がなくてもペットの話をします。
ペットを飼っていない人のいるところでは、ペットの話はしません。
気づける人は、その話にノリません。
どういう話にもノッていけることだけが会話術ではないのです。
スルーすることも、気配りな会話術には必要なのです。
もちろん男性との会話でも冷めてしまうような会話には気をつけましょう♪