「今ある美」を失わないために♪
【綺麗になる努力】を楽しむヒント♪
久しぶりのクラス会というのは、さまざまに年を重ねた友人たちが集います。
そんな友人たちの姿を眺めているだけで楽しいものです。
昔は美人の誉れ高く、男子生徒からモテモテだった人が、「え?」。
と思うほどに生活感を滲ませていて見る影もなかったりします。
逆に、地味でパッとせず美貌にも恵まれているとは言い難かった人。
その人が、エレガントで素敵な女性に変貌していたり...。
クラス会に出席すると、「年を重ねてから美しさは、もって生まれた美貌とは関係ないのかぁ」。
とつくづく実感させられることも少なくありません。
美貌に恵まれていた人ほど、そもまま美しく年を重ねているケースは少ないもの。
ということにも気づかれされます。モデル級の容姿の美しさをもっている人たちを羨ましく眺めていたこともあるでしょう。
年月を経てなお、その美を保ち続け、年齢なりの美しさに高めている人は多くありません。
中には街中で出会っても、すぐにはわからないほど変わり果ててしまう人もいます。いっぽう、数は本当に少ないながら、いまだにその美しさを失っていない人もいます。
老いは必ず誰のもとにも訪れますが、それはその女性も例外ではありません。
美しかったであろう黒髪は白くなり、顔にはしわも刻まれています。しかし白髪をさりげなくまとめ、きりっとした表情で、背筋を伸ばして颯爽と歩く姿。
それは、遠目から見てもかっこよく、美しく、ため息が出るほどです。
容姿に恵まれているはずの女性でさえもです。
年を重ねる間の年月で、その美しさに明暗が生まれてきてしまいます。
親からもらった美貌を昇華させ、美しく年を重ねている女性は本当にわずかでしょう。
「もともと美しい人は、年をとってからも美しいまま」ではないのです。
十代、二十代は、とくに手をかけなくても、もって生まれた素材が十分に光輝きます。たとえ美人ではなくても、はりのある肌、ハツラツとした健康的な肉体。
内側からあふれるエネルギーが、若さゆえの美しさをつくり出してくれます。
それが若さの特権です。しかし二十代を過ぎ、若さの特権が失われていく三十歳。
それからは、美しくいることに努力が必要となってくるのです。年を重ねれば重ねるほど、もって生まれた美しさより、後から努力をしたこと。
意識して身につけた美しさが光り輝いていくようになります。
その人の生き方そのものが美しさとなっていくのです。
年を重ねてもステキな女性でいられるかどうか。
ステキな女性になっていくことができるかどうか。
その明暗は、自分を磨くことに、どのくらい意識を向けて過ごすか。
そこで分かれくるといっていいでしょう。
誰もが年を重ねていくものです。
今もっている美しさを維持するために努力を怠らないようにしましょう♪