「真似る」ことで親密度が深まる♪
「相手の真似」が与える心理効果♪
モテる会話をするための具体的な要素は数々あります。
実践的な方法も覚えておきましょう。
まず初めに初対面でも相手の心をぐっと引き寄せるテクニックです。
どんな相手でもつき合いは初対面から始まるのです。
このテクニックを覚えておけば鬼に金棒といえます。
手始めにこんな方法はいかがでしょうか。
よく恋人同士が窓際の席に座っているのを観察すると、つぎのようなことがわかります。
それはなぜかお互いに似たような姿勢や動作をしていることです。
人は知らず知らずのうちに相手の真似をしていることがあります。
相手の考え方や話し方に共鳴したとき、そのようなことが起こるとされています。どんな人でも自分の真似をされて悪い気はしないものです。
もちろん、わざとらしくするような物真似はダメです。
それでは逆効果です。あくまでもさりげない物真似でなければいけません。
また意外に当人は自分のことを真似されているとは感じないようです。それでも相手のことを好意的に思います。
なおかつ自分に対して相手が好意を持っていると思うようです。だからこそ恋人たちはお互いの好意を確信することができます。
そして楽しい会話をしながら幸せを実感しているのです。
ではなぜこのような効果が二人の間で生まれるのでしょう。
心理学ではその要因を三つに分けられるようです。
☆モデリング
これは自分がモデルにされている、真似されているという意味です。自分が真似をされるということは、相手から好かれている。
尊敬されていると感じるため、その人の自尊心をくすぐるのです。☆類似性
【類は友を呼ぶ】。
この言葉がすべてを示しています。似た者同士は仲がよくなるのが早いものです。
それと同じように自分と似た傾向があると相手に好意を持たれる傾向があります。☆シンクロ二ー
これは同意の表明です。
人のしぐさや動きを真似ることで、その人と同じ意見、同じ考え方だと示すことです。相手と同じ考え方であるとき。
同じ動作をすることでそのことを表明でき、なおかつ好意も同時に示すことができるのです。あなたも相手と親しくなりたいとき。
親密な関係を作りたいときには相手の動作や態度を何げなく真似るといいでしょう。とくに相手の姿勢に合わせてしまうことを<姿勢反響>といいます。
相手の動作に合わせてしまうことを<同調ダンス>といいます。
この二つのことを意識すればいいでしょう。
例えば相手が足を組みなおしたらそれを真似る。
テーブルの上の飲み物に手を伸ばしたら自分も同じようにする。
相手が首を傾けたら自分もそうする。
いくらでも真似ることはあります。
ただし、くれぐれもわざとらしくならないよう注意をしましょう。
さり気なくやっている動作であれば無意識のうちに好意が伝わります。
「何気なく、さり気なく、相手の動作を真似る」を心がけてみましょう♪