好かれる人は「自分」がある人♪
大勢に好かれようというのは無理がある!?
誰もがみんなからよく思われたいと願っています。
でも携わったすべての人から好かれるのは不可能に近いでしょう。
好感度が命のタレントさんでも嫌われ役をあえてかって出ることもあります。
それでも人気が出ることがあります。
これで人の好みはさまざまだということがわかります。
少数でいいからあなたの理解者がいればそれでいいのです。
多いとか少ないとかは問題ではありません。最初は少なかった理解者が、だんだん増えることもあります。
反対に大勢いた理解者が何かのきっかけで、ほとんど去っていくこともあります。
タレントの存在も、人気に左右されます。カリスマと呼ばれた人でさえ、忘れ去れるのです。
そう考えると、人の気持ちがいかに変わりやすいものかがよくわかります。最初は好かれようと一生懸命になります。
今度は嫌われないようにすることに熱心になることがあります。なるべく相手のいうことに反対せず、自分の意見もいわない。
結果としては、たしかに嫌われないかもしれません。ですが、好かれもしない人になってしまいます。
好かれたいという気持ちがもっと悪いほうに出ると、ごまをすることになります。
そして、ごまをすられた相手から喜ばれます。
ですが、だからといって好かれるとは限りません。
都合のいい便利なやつと思われるだけです。
もっとひどい場合には、相手から対等に扱われなくなります。
好かれたい気持ちは、いいかえると、よく思われたい気持ちです。
この気持ちが強く働くと、極端な場合、嘘をついてまで自分をよく見せようとします。
本当はできないとわかっているのに相手の頼みを引き受けたりして無理をしてしまいます。
そこまでして好かれる必要は、どこにもないのに...。人から好かれようという気持ちの強い人は、自分に自信がない。
または、自分が嫌いだったりします。ほかの人が自分を好きになってくれれば、自分も自分のことを好きになれる。
そう考えています。そうやって他者に依存しているわけです。
人にいちいち聞かないと、自分のことがわからない状態に似ています。いいかえれば、「好かれたい」は「甘えたい」でもあるのです。
多くの人に好かれようとする人が犯す過ちは、自分の個性を殺すことです。
自分をいろいろな人に合わせようとするので、その人らしさがなくなってしまうのです。
好かれたいと思っても、自分を失ってまで好かれることはありません。
なぜなら、好かれる人とはしっかりした【自分】を持っている人にほかならないのです♪