相手の「いいところ」に気付く力をつける♪
気付かない長所を見つける力をつける♪
大人になるにつれ、自分の長所や短所について鈍感になっていくようです。
成長期であれば、できるだけ短所は直していこうという意識が強いものです。
それも外からの働きかけもありました。
しかし大人になると注意してくれる人も少なくなります。
よほどのことがないかぎり「変わろう」という気持ちにはならないものです。
また、長所も短所もひっくるめ。
ひとつのイメージとしてその人を捉えるようになるからでしょう。
そういう意味で、長所も短所とともに印象が沈み込んでいくような感じがあります。人の短所というのはよく目につくものです。
何事にもけちばかりつける人もいるし、文句を言ってばかりの人もいます。
このような人は、人間関係においても相手の短所ばかりに目が向きがちです。
たとえば、「〇〇さん、素敵ね」と話を振ります。
「でも、××なところもあるわよ」と返す人がいます。
こういう人とは、一緒にいてもなかなか前向きな気持ちにはなりにくいものです。
一方、相手のいいところを見つけられる人もいます。
そしてそれを素直に言葉にしてほめることのできる人は素晴らしい人です。
それは、ひとつの才能だと思います。誰もが印象として持っているその人の長所はもちろんのこと。
本人の気づいていない素敵なところにも気づきます。普通なら長所とされないようなことでも、すっとすくい摂るように見つける。
それには、観察眼と人間を見つめる優しいまなざしが必要なのだと思います。
また、フェアな視点で物事を見ることも大切です。
そして、自分が気づいた素敵な点を相手に伝える。
そうすることで、その人を安心させたりすることもできます。
人のいいところを見つけることは、人と人の間に温かい流れをつくるように思います。
欠点も見方ひとつでとびきりの「長所」になる♪
欠点と思われる点も、考え方、視点を変えれば長所になりえます。
気が強いというのはネガティブに聞こえます。
ですが、気が強いのならそれを心を強くすることに向ければいいのです。
心を強くする、それは我慢強くなることです。
そして、方法論はいくらでもあることにまず心を開くことではないでしょうか。気づいていない長所に気づく。
これは相手を喜ばせます。
そのことをきっかけにお互いに新しい世界を拓くことができるのではないでしょうか。
短所はすぐ見つけられても長所は自分自身でも見つけられないものです。
時には自分を見つめ直して長所や短所を書き出してみてはいかがでしょうか。
また、大切な人の長所をさらに見つけ出す観察眼を身につける習慣も必要ですね♪