チャットレディが札幌で扶養内で働くためには？

公開日:[公開]2023.5.30

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こんにちは！ちょこ札幌事務所スタッフです。

チャットレディのお仕事は、初心者でも気軽に挑戦することができて、何よりも高収入を期待することができるお仕事です。しかし、高収入であることで問題になってくるのは、扶養の問題です。急に収入が増えたため、扶養の基準の金額を超える可能性が発生します。

よく「○○万の壁」という話を耳にすることがあると思います。年収103万円、130万円、150万円の壁を越えると、所得税や各種の控除、社会保険の加入などに変化が生じます。

そこで今回の記事では、「どれくらい稼いだら扶養から外れるの？」と疑問をお持ちの方に向けて、扶養の仕組みについて説明をして、扶養を受けながらチャットレディとして働く上での注意点について、ご紹介させて頂きたいと思います。
これからチャットレディ業界で働こうと考えている女性は、是非参考にしてみて下さい！

チャットレディが札幌で扶養の範囲内で働くことはできるの？

チャットレディは、両親や配偶者の扶養の範囲内で働くことができます。そもそも扶養とは、家族の生計を主に担っている扶養者が、配偶者や子ども、親など、収入の少ない家族を経済的に支えることです。

税法上の扶養・社会保険上の扶養

48万円（基礎控除額）の壁：所得税が発生する（個人事業主等）・特になし
103万円の壁（基礎控除額＋給与所得控除55万円）：所得税が発生する（給与所得者）・特になし
130万円の壁：特になし・配偶者の社会保険の扶養から外れる

以下、税法上の扶養と社会保険上の扶養について、ご説明させていただきます。

税法上の扶養とは、家計を支える納税者の配偶者、子どもなどの年間の合計所得金額が48万円以下（給与所得者の場合は年間103万円以下）の場合に、納税者の所得から一定の金額を控除することを可能とする制度です。扶養者の子どもや両親などは扶養控除、配偶者は配偶者控除の対象となり、納税者である扶養者の負担を軽減することができます。

チャットレディのような個人事業主の場合、この扶養内で稼ぐことができる範囲は年間収入48万円以内しか認められていません。チャットレディの収入は給与所得ではなく、事業所得や雑所得にあたり、基礎控除にあたる48万円分しか控除されません。それ以上稼いだ場合、所得税が発生します。扶養の範囲内でチャットレディをするのであれば、年間収入48万円以内に抑えましょう。

チャットレディの雇用形態は、あくまでもライブチャットサイトや事務所などと業務委託契約を結んだ個人事業主であり、パートやアルバイトといったような給与所得者ではありません。つまり、一般的によく聞かれる「年間103万円の壁」という給与取得者控除は、チャットレディのような個人事業主には適用されません。

対する社会保険上の扶養とは、家計を主に支える扶養者が加入する社会保険（健康保険・厚生年金）の被扶養者になることです。社会保険上の扶養に入れば、被扶養者は扶養者と同じ社会保険に加入することとなり、被扶養者は自分で社会保険料を納める必要がなくなります。

チャットレディのような個人事業主の場合、社会保険上の扶養の範囲は年間収入130万円が壁です。年間収入130万円以上稼いだ場合、配偶者の方が加入している社会保険上の扶養から外れて、国民健康保険や国民年金などを自分で払わなければいけません。そのため、年間収入130万円以上稼いだら扶養の範囲から外れるということ覚えておいて下さい。

チャットレディが札幌で扶養から外れるとどうなるの？

それでは、扶養の範囲から外れることで、一体どのようなデメリットが生じるのでしょうか？

親や配偶者の手取りが減る

あなたのご両親や配偶者など扶養者の方は、あなたを扶養しているために所得税や社会保険料の一部が免除されています。しかし、もしもあなたが扶養から外れてしまった場合、「もう扶養をする必要がないくらいに稼いでいる」と見なされ、所得税や社会保険料の免除なくなり、結果的に両親や配偶者の手取りが減ってしまうのです。家族全体の合計で考えると収入が減ってしまう場合がありますので、充分に注意しましょう。