「心の宝箱」には何が入っていますか?
心にある想いは、ひとつひとつが宝物♪
心は宝箱のようなものです。
その中には、夢、希望、願い...。
たくさんの人から受け継がれた宝物が入っています。
それは、私達の両親から受け継がれただけのものではありません。
なぜなら、私達の両親もまた、その親に育てられてきたからです。
数えきれないほどの人からの想いが私達の心の宝箱の中には受け継がれています。
心は自分のもののようであって自分のものではない、とても不思議な場所なのです。
ときに自分の心の中なのに、自分でも分からないような感情が溢れ出すことがあります。それは、私達がたくさんの人に育てられてきたという証です。
私達が一人じゃないという証なのです。たとえ、私達の心の宝箱の中に入っているもの。
それが、幸せや喜びのようなきらきらしたものばかりではないかもしれません。冴えない色やくすんだ色をした憎しみや悲しみ、怒り...。
それらがたくさん入っていたとしても、そのひとつひとつがとても大切な宝ものです。
そのひとつひとつに私達の幸福を支えるための、とても大切な役割があるのです。
たとえば、あなたに悲しいことがあったとき。
ずっと誰かが側にいてくれたから、元気になれた。
そしてその後、その人との仲がより深まったという経験がありませんか。
悲しみこそ、人の心の扉を開き、その中にあふれているたくさんの優しさや温かさ。
?また、愛や幸福で、心と心を結び合わせてくれる「魔法のリボン」と考えられます。
幸せになったぶんだけ、たくさんの荷物を持てる♪
世界のどこにいても、同じだけの重力が、私達ひとりひとりの肩にはかかっています。
それぞれに持てる荷物の量は、あなたの心の中にある幸福の量に比例しています。
つまり、あなたが幸せであればあるほど、自然と持てる荷物の量も増えるのです。
あなたがあまりに幸せでなければ、持つことのできる荷物の量もその分減ってしまいます。
そして、あなたの周りの人にその分の負担がかかることになってしまうのです。自分の心が幸せで潤っていない...。
そうならば、その小さな荷物ひとつさえ持ってあげることができないのです。だからこそ、まず、自分が今いるこの場所で幸せになる必要があるのです。
そして、幸せで居続ける必要があるのです。
何も特別なことができなくても、今幸せで、笑って暮らしていたら、それでいいのです。
幸せとは欲しいものを得たりすることばかりではありません。
今得ているもの、今していることを、あなたが好きになるところから生まれるのです♪