札幌でチャットレディしています、確定申告はいくらから?気になる金額と注意点は?

こんにちは!ちょこ札幌事務所スタッフです。

チャットレディのお仕事は、大きな収入を得られるとして、最近女性から注目されているお仕事です。チャットレディとして働いている方の中には、確定申告の必要性を感じていない方や確定申告をしなかったという方も多いでしょう。しかし、確定申告が必要ない場合でも、住民税が課税される可能性があります。

この記事では、チャットレディとして働いている場合の住民税について、詳しく解説させて頂きたいと思います。「住民税を払わないといけないの?」「確定申告していないけど、住民税ってどうすればいいんだろう」と疑問を抱いている方は、是非参考にしてみて下さいね♪

札幌でもチャットレディに確定申告は必要なの?

まず、チャットレディは確定申告が必要なのかどうかについて、ご説明していきたいと思います。

個人事業主、他にアルバイトをしていない主婦や学生さんの場合

この場合は、年間48万円以上を稼いだ方が確定申告が必要になります。

まず、個人事業主としてチャットレディをしている人は、必ず確定申告が必要です。基礎控除という誰でも使える控除額が48万円になります。この控除額を年間所得から差し引き、残った金額で税金を計算することになります。基本的に、個人事業主をする人であれば、生活のために年間48万以上を稼ぐ必要があると思いますので、必然的に確定申告をしなければならないという事になります。

続いて、他にアルバイトをしていない主婦や学生さんについてですが、これは扶養控除や配偶者控除が関わってきます。扶養控除や配偶者控除には、年間の合計所得金額が48万円以下という条件があります。ですので、この48万円を超えれば、控除からはずれることになり、親や旦那さんの所得制限や住民税が高くなってしまうのです。そして内緒でチャットレディの仕事をしている人は、親や旦那さんにバレてしまうというリスクもありますので、充分に注意してくださいね。

副業している会社員、他にアルバイトをしている主婦や学生さんの場合

この場合は、年間20万円以上を稼いだ方が確定申告が必要になります。

まずは、副業している会社員の場合ですが、会社に副業がバレたくない人は自分で住民税を払う“普通徴収”という納付方法を選べば、会社などにバレることありません。

続いて、他にアルバイトをしている主婦や学生さんは、扶養控除や配偶者控除に注意をする必要があります。また、給与所得には給与所得控除というのがあり、チャットレディの事業所得や雑所得とは計算が違います。

・給与所得=収入金額(源泉される前の金額)- 給与所得控除
給与所得控除は、給与収入金額が1,625,000円以下の場合は、550,000円が控除額になります。アルバイトなども同じ控除額が適用になります。

例)他アルバイト:年間給与100万円
チャットレディ:年間所得20万円
給与所得控除:550,000円
100万円-55万円=48万円→これが給与所得になります。この給与所得にチャットレディの所得をプラスした金額が年間所得になります。
48万円+20万円=68万円

これにより、扶養控除や配偶者控除には“年間の合計所得金額が48万円以下”という条件からはずれてしまうので、親や旦那さんにバレてしまうという結果になります。

つまり、給与所得と事業所得とは計算方法が違うという点が大切なポイントです。自分がどこに当てはまるかを見て、注意しながら働きましょう!

札幌でもチャットレディに住民税は課税されるの?

チャットレディとして働いている方の中には、確定申告の必要性を感じていない方や確定申告をしなかったという方も多いでしょう。

確かに、会社員が副業としてチャットレディで年間20万円以下の収入であれば、確定申告をする必要はありません。給与所得のない専業主婦が在宅ワークの事業所得として計上する場合でも、基礎控除で差し引かれる48万円を超える収入がなければ、確定申告は不要となります。

しかし、あくまで所得税についての申告が不要となるだけなので、都道府県民税と市区町村民税、つまり住民税が課税される可能性はあります。

そもそも住民税とは、二種類の税の総称です。都道府県が課す「都道府県税」と区市町村から課せられる「区市町村民税」を合わせたものが住民税です。住民税は、所得割と均等割という二種類を合算した額を支払います。

・所得割…前年の所得金額に応じて金額が変わる
・均等割…所得金額に関係なく一定額で課せられる

前年にそれほど稼いでいない方の場合、所得税のうち所得割のみが非課税となるケースがあります。

住民税が課税される対象とは?

法人ではない個人が行う確定申告は、あくまで納付すべき所得税の額を確定するためのものです。そのため、確定申告の必要がない方でも、住民税の申告は行わなければなりません。以下のような方は、住民税が課税される可能性があります。

・会社で年末調整をしたが、チャットレディなど副業をしている
・専業主婦だがお小遣い稼ぎ程度にチャットレディをしている

特に、専業主婦で普段は給与所得がない方の場合、確定申告をしないためについつい住民税の申告も忘れがちです。しかし、所得が20万円以下であっても、住民税の申告は必要です。

申告しても、前年の所得金額が少ない方や専業主婦・学生など所得がない方は、住民税が非課税となるケースもあります。そのため、専業主婦の方でも、前年1月1日から12月31日までの間に所得がある方は必ず申告するようにして下さい。

住民税の申告方法とは?

住民税は年末調整や確定申告を行っている方であれば、改めて申告せずとも、確定申告の内容で課税額が決められます。

しかし、専業主婦の方などは確定申告をしないケースもあり、その他の方法で住民税の算出に使われる所得額を申告しなければなりません。その場合、確定申告以外の申告手段として、「市民税及び県民税の申告書」を提出する方法があります。市役所などで「市民税及び県民税の申告書」用紙を貰って記入して、申告期限の3月15日までに提出するだけで申告完了です。

また、提出先は税務署ではなく、提出する年の1月1日時点で住民票のある自治体の市区町村役所に提出して下さい。

また、税理士さんはこのように回答しています。以下に税理士ドットコムのQA記事を添付しているため、是非ご参考にしてみて下さいね。
参考⑴:https://www.zeiri4.com/c_1076/c_1022/q_99382/
参考⑵:https://www.zeiri4.com/c_1076/c_1022/q_107083/

いかがでしたか?ここまでお読み頂き、誠にありがとうございます。

また、ちょこ札幌の事務所スタッフの中には、チャットレディ経験者も多数在籍していますので、何か分からない事や不安な事があれば気軽に相談してくださいね♪

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